耐火被覆吹付けロボット

技能者と同等の生産性と吹付け品質を実現

POINT

  • ロボットアームを用いてさまざまな姿勢で吹付け

    耐火被覆吹付けロボットの動画

    鉄骨造の建設物において、鉄骨の火災損傷を防ぐために施す耐火被覆の吹付けを自動化。事務所ビルの梁の吹付けを効率良く行えるようにロボットを設計し、具現化しました。吹付けの生産性・品質ともに技能者レベルに達しています。

  • 新型では小型化・軽量化を実現

    旧型(左)と新型(右)の比較表

    横幅500mmの小型化、重量500kgの軽量化を実現。現場施工エリア内で優れた操作性を発揮し、仮設エレベーターへの乗り降りがスムーズになります。

  • 高精度な自律移動と梁認識機能で品質を安定化

    自律移動の状況

    粉塵環境下でも高精度に安定して測位できる手法を考案し、ロボットの高精度な位置決めを実現しました。
    吹付け前に梁を計測することで、梁とロボットの相対位置・角度を算出して、ロボットの吹付け軌道を補正することで、設計値通りの状態での吹付けが実現し、いつも安定した吹付け品質が得られます。