クリーンクリートセグメント

CO2排出量を大幅に低減、環境に優しいセグメント

POINT

  • セグメント製作時のCO2排出量を約70%削減

    クリーンクリートセグメント

    シールドトンネルの覆工に用いるRC(鉄筋コンクリート構造)セグメントのコンクリートに高炉スラグ微粉末を混合したクリーンクリートを使用することで、一般的なコンクリートで製作した場合に比べて二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に低減できます。セグメント製作時のCO2排出量は約70%削減になります。これは、セグメント外径Φ10m、施工延長2kmのシールド工事に使用した場合、約7,560tのCO2排出量削減に相当します。

  • 高炉スラグ微粉末

  • CO2排出量削減効果

  • 耐久性が向上、品質・経済性は一般的なセグメントの同等以上

    実物大試験で強度を確認

    高炉スラグ微粉末を用いることでコンクリートが緻密になるため、コンクリートへの塩分浸透が遅くなり、塩害に対する鉄筋の耐久性が向上します。また、一般的なRCセグメントと同等以上の硬化性状、圧縮強度を保有していることを実物大試験で確認しています。また、従来のプラントで製造可能なため、製造コストは一般的なコンクリートで製作したセグメントと同等です。