
バイプロジオ/クリーンクリートジオ
地盤改良工事のCO2排出量を50%低減
POINT
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脱炭素に貢献しながら土壌環境保全を実現
土木現場での撹拌状況
地盤改良に用いられるセメント系固化材は、製造時にCO2排出量が多く、火山灰土や腐植土に添加すると六価クロムを溶出するリスクがあります。また地盤改良にはさまざまなケースがあり、それに応じて材料を使い分ける必要があります。これらの課題を解決するために大林組が開発した低炭素型地盤改良材のラインナップです。
改良土から六価クロムを溶出しやすい関東ロームのような土でも溶出リスクがありません。強度発現性も良く、従来と同程度の添加量で必要強度を満たします。
環境リスクの高い土壌でも、脱炭素に貢献しながら土壌環境保全を実現します。 -
CO2排出量の低減と優れた強度発現性を実現
従来材料とのCO2排出量比較
CO2排出原単位の小さい副産物が原料の多くを占めているため、従来材料であるセメント系固化材と比較してCO2排出原単位を約50%低減。さらに強度発現性も良く、従来と同程度の添加量で必要強度を満たします。
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六価クロム溶出リスクを80%低減
従来のセメント系固化材と比較して六価クロム溶出量を80%低減し、土壌溶出量基準値0.05mg/Lを十分に満足することを確認しています。