
資源循環データプラットフォーム「Upcyclea」の活用
建設資材の循環利用推進に向けた取り組みを開始
POINT
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解体現場で生じる建設資材の有効活用へ
※今後「myUpcyclea」は「Upcyclea」プラットフォームに統合されます
大林組は、建設資材の環境性能や建設解体資材のリユース可能性(※1)を可視化するデータプラットフォーム「Upcyclea」を活用。建設資材の環境性能情報(デジタル製品パスポート)をUpcycleaに蓄積して活用することで、建物のライフサイクル全体をカバーした建設資材の循環利用を推進でき、リユースによる環境負荷削減効果を評価・可視化します。
また、搭載されたAI機能により、解体現場で生じるリユース可能な資材の供給情報と新築工事現場の需要情報をマッチさせることも可能となります。
この取り組みを通じて、お客さまのポートフォリオの脱炭素化、ESG報告に向けたデータ整理に貢献していきます。
※1 リユース可能性:建設資材が、品質的・機能的に他の建設物でリユースできる状態であり、リユースによる環境負荷など削減効果があること -
CO2削減だけでなく、資材の循環性や安全性など複数項目の評価と可視化が可能
Upcycleaは、建設資材の環境性能情報(デジタル製品パスポート)に基づき、CO2排出量や水使用量、建設資材の循環性、安全性(※2)などを評価し、リユースによる環境負荷削減効果を可視化します。
また、建設資材のトレーサビリティや品質状況など、建物全体のライフサイクルマネジメント(※3)の状況も数値データとして生成・可視化・記録します。
CO2削減だけでなく、資材の循環性や安全性など複数の環境項目が評価できることと、それを可視化できることがポイントです。
※2 安全性:建設資材の原材料に人体に有害な物質が含まれていないかどうかの評価
※3 建物全体のライフサイクルマネジメント:建物の、資材製造~建設~利用~解体に至るまでのCO2排出量などの主に環境に係る事項の評価