コンパクトインバート

プレキャスト部材を使用し、インバートを急速施工

POINT

  • より効率的なトンネル更新工事に貢献

    トンネル更新工事におけるインバートコンクリートの急速施工技術です。
    インバートの曲率は変えずに部材を高強度のRC構造として薄肉化し、付帯設備を回避した浅い位置に設置する新たなインバート構造です。
    現場での施工量を大幅に削減できるほか、設置後、短時間で補強効果を発揮するため、インバート支保工の設置が不要となります。

  • プレキャスト部材をインバートに適用

    盤ぶくれに対して、必要な断面性能を有したインバートを設計できます。RC化により、耐荷力が向上します。
    インバートと覆工受け部分をともにプレキャストとし、インバートと覆工の接続を省力化します。

  • 断面分割施工に対応

    プレキャストは中央分割で設計が可能。片側車線規制での半断面分割施工にも容易に対応できます。
    掘削高さが浅いため、トンネル中央に土留杭打設が不要。供用車線と重機の近接作業がなくなり、安全性が向上します。