Infill Hard Geo

製造時のCO2排出量60%削減、地盤改良用グラウト材

POINT

  • 液状化対策地盤改良の脱炭素化に貢献

    天然由来コロイダルシリカ

    グラウト材に使用されるコロイダルシリカを工場生産から天然由来のものに置き換えることで、従来材料と同等の性能を保ったまま、製造時のCO2排出量を約60%削減することが可能となりました。地盤改良対象の土量が10,000m3の場合、一般的な注入率によるグラウト材注入量は4,050kLで、製造時のCO2排出量は、従来製品では1,308t、Infill Hard Geoでは563tとなり、745t(約60%)のCO2排出量が削減できます。

  • 従来製品と同等の性能、同程度のコストでの製造を実現

    Infill Hard Geoで改良した土の一軸圧縮強さは0.20N/mm²以上(28日後)および0.30N/mm²以上(300日後)と従来製品と同等であり、長期的な強度増加も見込めます。透水係数は1.0×10-9~10-10m/secと十分な止水性を有し、pH試験、有害金属分析試験および生物急性毒性試験においても安全性に問題がないことを確認済み。また、コストは従来製品と同程度です。